PDCAサイクルを回してZoom配信の改善を行っていこう

PDCAサイクルという言葉を聞かれたことのある方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか?
どんなことであっても最初からうまくいくことなんてほとんどありませんよね。
いわば失敗して当たり前ではあるのですが、あー失敗したねー、次がんばろっかではいつまで経っても同じことを繰り返すだけです。
そこで、失敗を次に確実に活かすPDCAサイクルという考え方が重要なのです。
Contents
PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルとは計画からその見直しまでを一セットとし、これを繰り返し行っていくことで、回を重ねる事に、より良いものにしていこうという考え方のことです。
PDCAはそれぞれの段階の頭文字です。
1:P(Plan:プラン)
計画を立てる
2:D(Do:ドゥー)
計画に基づき実行する
3:C(Check:チェック)
実行した結果、どうなったかを検証する
4:A(Action:アクション)
検証の結果を元に、成果が期待通りなら継続、成果が計画に満たないのであれば新しく計画を立て直す
これら四つのフェーズを繰り返し行っていくことで、計画の達成に着実に近づいていくのです。
Zoom配信もPDCAサイクルを回してより良いものに
Zoomの達人にお越しいただいている方の中には、今まで生徒さんを呼んで開いていたんだけど、ウェブでやってみたくて見にきたんだと言う方も多数いらっしゃると思います。
リアルでの講義は今すでにうまくいっている方であっても、Zoomとなると勝手が変わってしまうもの。
Zoomでうまくやっていくためにも改めてPDCAサイクルを回しましょう。
まずはプランです。
ここでは、リアルでの成果に基づいた計画を立ててみましょう。
私の知っている方の中にはこの最初のプランにとことんこだわる方がいらっしゃるのですが、ここはこだわるだけ無駄です。
こだわって計画を立てた結果、なんで計画通りに進んでないんだ!!と社員に対して言うようになってしまい、PDCAが破綻したケースも多数みてきました。
新しいことをするのですから、計画通りを期待しても仕方ありません。
深いことは考えず、気楽にプランを立ててみましょう。
どんな媒体でどのくらい集客して、料金はこのくらいで、費用はこのくらいでという感じですね。
次にとりあえず計画通りにやってみます。
実際にZoomでやってみると、わかる事がたくさんあります。
あれ?これはもっとうまくできるな。
この機能が思っていたほど効果的じゃないな。
などなど。
これらを元に次のフェーズに移ります。
先ほど実際にやってみた内容を元に検証していくフェーズですね。
最後に検証の結果、おおよそ計画通りなら引き続き継続していき、もし計画とずれていたのなら1番のプランに戻って計画を立て直すのです。
これを繰り返すことで、確実にZoom配信が良い方向に向かっていきます。
PDCAサイクル成功の秘訣はC
成功するためにはPDCAが重要という事を否定する方はほとんどいないでしょう。
ですが、実際の現場ではこのPDCAをやっているつもりがいつまで経っても結果に繋がらないなんて事があります。
それはなぜでしょうか?
答えはC。
チェック機能がうまく動いていないからなのです。
一人でされている方はもちろん組織的にされている方もこのチェックは大変労力を使います。
なのでちょっとでも甘えが出てしまうと、このくらいでいいかな?とかまた今度やろうなんてことを思ってしまうのです。
実際、担当者に報告をあげさせるものの、あげさせて満足してしまっている人って周りにいませんか?
そうなってしまってはPDCAはダメなのです。
チェックをするならとことんしてください。
なんでしたら実行の何日後の何時からチェックを行うと決めてください。
精度の高いチェックを行うことでPDCAはその本領を発揮できるのです。
まとめ
PDCAという考え方は個人であっても、大企業であっても重要です。
ただ、組織がマニュアル化している大企業と違い、個人や中小企業となるとどうしてもマンパワーも限られていて、やり抜くのが難しいというのもあるでしょう。
そこでおすすめなのはチェックの効率化です。
最低限チェックしておきたい項目を書き出して表にしておきます。
ここに書き込んでいくことでその日の気分だったり、担当者の違いによるチェックのばらつきや、かかる時間を大幅に短縮する事ができますよ。
着実な積み重ねがビジネス、そして会社を強くします。
ぜひ、これまでなんとなくやっていた方もPDCAをしっかりと導入して欲しいと思います。