Zoomへの集客等、SNSを使った宣伝で注意する事

同じようなサービスが並んでいる中で、そのサービスを利用しようと決めるきっかけってなんなのでしょうか?
実際のところ、みんながそのサービスがいいと言っていたからといって、利用してみないと自分にあっているかどうかなんてわかりません。
お金がかからない、もしくは返金保障がついているものを除いて、利用する決め手は簡単に言ってしまえばなんとなく良さそうな「雰囲気」です。
雰囲気が伝わればそれが共感に変わり、その方の行動に繋がるのです。
SNSでは特にそのサービスが自分にメリットのあるサービスかもしれないという雰囲気を出せているかどうか?
に注意する必要があります。
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SNSを使ってサービスを宣伝する
ホームページを開設するよりも手軽に始められる集客方法にSNSがあります。
主なものであればFacebookや Twitter、そしてインスタグラムでしょうか?
これらはどれも無料で利用する事ができます。
ですので、例え収入のないこどもであっても気軽に始められると言うメリットがあります。
そして通常のホームページであれば、作成した後にそのホームページへのアクセス方法=URLをみんなに知ってもらう必要があります。
そのためSEO対策を日々行い、検索サイトで上位に表示されるようにしたりする努力は欠かせません。
でもSNSであればSEO対策は最小限で済みますし、文章や画像といったページの作成もほとんどいらないのです。
これは逆に言うなら、対策余地がほとんどなく、そこに載せる内容は共感を得られる内容である必要があるということでもあります。
インスタグラム
今回取り上げるのはSNSの中でも写真一枚で良し悪しが変わるインスタグラムです。
インスタ映えという言葉が流行語大賞に選ばれたのは2017年。
若者を中心に爆発的な広がりを見せました。
とはいえインスタグラムが出だした頃は、写真を載せていくだけのツールなので、アフィリエイトなどの直接収益につなげる事には向いておらず、ビジネスにも使えるのかどうか?と様子見をされていた方もちらほら。
ですが今の時代はインフルエンサーマーケティングの時代、特に若者に対するサービスを提供するのならインスタグラムは避けて通れませんね。
インスタグラムを使った宣伝を考えるならここに気をつけよう
SNSの中でも特にインスタグラムはキャッチコピーや説明文はほとんど重要ではありません。
※ただし文章のところに入れるタグは大事です。
となると必然的に重要なのは掲載する写真が共感をもてる内容であるかどうかとなります。
そのため、次のような事を露骨にしてしまっているとむしろ悪影響になります。
- 売り込み目的を出し過ぎている
- ネットで拾ってきた写真を使っている
- フォロワーの数を水増ししている
売り込み目的を出しすぎている
SNSの更新は仕事の一つですという方は要注意。
売り上げのために更新しているのだから、売り込もうという意思を持つのは当然ではあるのですが、それが出過ぎてしまうと逆効果です。
つまり、商品やサービスの写真をガンガン載せていくのではなく、お客様が実際に利用しているシーンを想像できるような写真も載せていくべきなのです。
それは商品であれば作っている過程もそうですし、サービスであればスタッフの人たちもそうです。
最初の方にも書きましたが、利用する決め手は簡単に言ってしまえばなんとなく良さそうな「雰囲気」です。
商品やサービスに関する周りの空間も相手に伝わる写真を載せていくべきです。
そのため、掲載する写真は商品やサービスに関する周りの空間も相手に伝わり、自分にもあってるかもしれないと思ってもらえるような雰囲気を大切にしていきましょう。
ネットで拾ってきた写真を使っている
ネットを見ていたら自分のサービスにぴったりな写真を見つけたなんて事ありませんか?
私は仕事柄検索することも多く、そういった写真にしばしば出会います。
そしてそういう写真に限って、自分ではなかなか撮れなかったりしますし、契約している有料の写真サイトにはなかったりするものです。
ですが勝手に使ってはいけません。
問題なさそうに見えても著作権や肖像権の対象になっているかも知れないものを使うのはリスキーです。
何より訴えられる可能性もありますし、訴えられなかったとしてもばれた時には信用、信頼なんてあったものではありません。
重要なのは、いわゆるうまい写真ではありません。
下手でもいいのでお客さんが共感できる写真を自分で撮っていくようにしましょう。
フォロワーの数を水増ししている
SNSを開設すると遅かれ早かれやらなければならないのが、フォロワーを増やす作業です。
フォロワーが少なければ自分の発信したものが届きませんので、せっかく更新している作業も無駄になってしまいます。
実際にやってみればわかるのですが、始めて間もない頃は地味で効果が感じられない状態が続くと思います。
でも、焦って安易な方法でフォロワーを増やしてはいけません。
焦れば何よりも恥ずかしい状態になる可能性があります。
それは何かといえば反応の数。
実際にフォロワーを無理やり増やす事は簡単で、ツールもあったりします。
結果として表面上はフォロワーがたくさんいるような状態を作れるのですが、残念なことにそのフォロワーたちはあなたに興味はないんですよね。
ですのでフォロワーの数のわりに反応が全くない。
誰が見てもこのアカウントやってるな。。。
って思われる状態になってしまうのです。
これでは何を載せても共感を持ってもらえるわけがありませんね。
まとめ
SNS運営に大切なのは共感を与えられるかどうかです。
特にインスタグラムは表現がほぼ写真に限られる分、簡単でもある反面、工夫も必要です。
工夫したいんだけど自分のサービスにはそんなにたくさんの写真を用意できないよという方。
ご自身のサービスに関わる事だけなら写真も限られますが、そのサービスを受けた後のお客様の生活の変化まで幅を広げてみてはいかがでしょうか?
普段アンケートをとっている方なら実際に「こんな事ができるようになった」とか「こんなシーンで使っています」など、具体的な事例もたくさん知る事ができるでしょう。
そんなサービス後のお客様をイメージしながら写真を選んでいけば、きっと共感を得る事のできる運営ができるはずです。
これからもたくさんの新しいSNSサービスが出てくると思います。
それが自分のターゲットとする層に親和性の高いものであるなら臆する事なく積極的に利用していきましょう。
そのSNSサービスが広まるかどうかはある種の賭けになりますが、早く始めればそれだけ先行者利益も大きいですよ。