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Zoomのマイクトラブルを防ぐ~マイクを正しく使ってZoomを快適に~

 2018/03/02 Zoomマニュアル
この記事は約 6 分で読めます。

今回は、Zoomの設定環境における、マイクのトラブルを防ぐ方法について紹介します。Zoomでのセミナーをクオリティ高く実施するには、マイクトラブルを知り、事前に防ぐのが重要です。

マイクトラブルで最も発生しやすいのがハウリングです。ハウリングが起きると、ちゃんと解決しなければZoomセミナー中ずっとハウリングしてしまいます。

マイクトラブルを解決するためには、何が原因でその事態が起きているのかを把握する必要性があります。

そんな事態にならないためにも、本記事でしっかりとマイクトラブルを知り、解決するようにしましょう。

Zoomのマイクトラブル~ハウリングとその対策~

ハウリングは、マイクトラブルの中で最も悩まされる人が多いトラブルです。Zoomに限らず、マイクを使っている時に「キーン」とか「ボー」みたいな音を聞いたことがありませんか?

あの音を聞くと耳をふさぎたくなりますし、イヤホンを付けていたらすぐに外したくなります。あの音を平然と聞ける人なんていないのではないでしょうか。

このハウリング、どうして発生してしまうんでしょう?

ハウリングが発生する原因

カラオケボックスや体育館、ホールなどマイクとスピーカーが同じ空間にあるとき、マイクを使っている人の声以外に、スピーカーから発している音をマイクが拾ってしまうことがあります。

スピーカーから発生した音をマイクが拾い、さらに大きな音でスピーカーから音が出ます。また、その大きな音をマイクで拾って、アンプが増幅して、スピーカーがさらに拡声して…。このような繰り返しがハウリングの原因です。

マイク→アンプ→スピーカー→マイク→アンプ→スピーカーでループ状態ができることによって、あの「キーン」という音や「ボー」という音は発生するのです。

これがハウリングのメカニズムです。

こうした現象はZoomを使っていても起こり得ます。

Zoomを使っているとき、マイクとスピーカーを別々に設置している方は要注意です。スピーカーの音が大きいと、その音をあなたのマイクが音を拾います。

その音がまたアンプを通じて大きくなり、またスピーカーから大音量になって拡散され、またあなたのマイクに・・・

そうです、先ほど説明したループが発生してしまうんです。

Zoomでマイクのハウリングを防ぐための方法

ハウリングを防ぐためには、スピーカーとマイクの音のループを断ち切ることが必要です。つまり、スピーカーの音量を下げることでハウリングを防ぐことができます。

また、マイクの音量をゼロにしてしまうことでもハウリングを防ぐことが可能です。セミナーの場合、参加者には基本的にはマイクをミュートにしておくことである程度の解決になるでしょう。

自身のマイクの音量をゼロにする、つまりミュートにするためにはツールバーの左側のミュートボタンをクリックします。

マイクをミュートしている間は、表示が以下のように変わります。

必要に応じて使ってみてくださいね。

しかし、ホストである立場の方は話すことに加えて、スピーカーを使っていることもあるため、対応に苦労してしまいます。

両方を音量ゼロにすることはできないし、小さすぎると参加者の声が聞こえない。マイク音量を下げすぎると、参加者に自分の声が聞こえない。

ハウリング対策にはなるんですが、肝心のZoomを使っている時の満足度改善には繋がりません。

マイクのハウリング問題を解決する強い味方!ヘッドセットでZoomを快適に

ハウリング問題を解決するためには、マイクとスピーカーの音のループを防ぐことが重要でした。これを達成するために最適の方法が、ヘッドセットの活用です。

ヘッドセットは、マイクとイヤホンもしくはヘッドホンがセットになっているものです。CMでコールセンターの人が使ってるのをイメージしてください。あれです!

ヘッドセットはスピーカーから出る音が自分の耳にだけ届くようになるので、その音がマイクに届くことはほぼなくなります。

さらに、音の大きさも自分に合わせて設定できるため、周りの音を気にする必要もないです。

主催者にとっては大きなメリットですね!

ただし、ヘッドセットを使う際は、呼吸の息がマイクにかからないように気を付けてください。マイク部分に息がかかってしまうと、他の人にあなたの吐息が拾われてしまい、常に謎の騒音が聞こえるようになりますよ。苦笑

ハウリングを防ぐ相棒、Zoomで使うヘッドセットのおすすめはこれ!

ヘッドセットは、よほど粗悪品でない限りは好きなものを選んでいただいて構いません。

Amazonの人気ランキング上位のものを予算に合わせて選ぶだけでも十分でしょう。

価格帯はおおよそ2,000~4,000円あたりのものが多いです。気に入ったものを選んでくださいね。

なお、私がおすすめするのはこの商品です。

 

サンワサプライ ヘッドセット/ヘッドホン MMZ-FXRBA02

 

2018/3/1時点の価格は700円と安価ですが、しっかりと使えますよ。

ヘッドホンのコネクタ部による違い

ヘッドセットにはコネクタのタイプが以下の3種類あります。

 

・マイク部とイヤホン部の差込口が二股に分かれているタイプ

・コネクタ部が1つしかないタイプ

・コネクタ部がUSBタイプ

 

それぞれについて説明しますね。

 

二股に分かれているタイプ

このタイプは、パソコンのマイク端子(赤もしくはピンク)とイヤホン端子(緑)にそれぞれ差し込む形で使用するタイプです。

特に追加で機器を準備する必要はないため、それぞれの色に挿して使ってください。

先にも紹介しましたが、こちらの商品がこのタイプですね。

 

サンワサプライ ヘッドセット/ヘッドホン MMZ-FXRBA02

コネクタ部が1つしかないタイプ

このタイプはヘッドホンと同じく、コネクタ部がひとつしかないタイプです。例えば、このタイプが該当します。

 

エレコム×モンスターハンター:ワールド コラボ 4極ヘッドセットマイク 両耳オーバーヘッド 1.0m PS4専用 ブラック HS-MHW02BK

 

このタイプの場合、変換プラグが必要になります。変換プラグはこのタイプのものを用意すれば良いでしょう。

 

サンワサプライ ヘッドセット用変換アダプタケーブル(4極メス->3極オスx2) 黒 KM-A24-005

 

コネクタ部がUSBタイプ

このタイプのものはUSBコネクタに差し込むことでヘッドセットが使えるようになります。

USB口は比較的わかりやすいところについているので、使い方に悩むことは少ないのではないでしょうか。このような製品が該当します。

 

サンワサプライ USBヘッドセット/ヘッドホン ホワイト MM-HSUSB16W

 

気に入ったヘッドセットがどのタイプなのかを確認し、いざ使う前に焦らないようにしてください。

 

まとめ

Zoomを使う上でのマイクトラブルはどこかで経験することだと思いますが、それは悪いことではありません。問題は、その原因を事前に知っておくことです。無暗に対応するのではなく、スマートに対応する。そうすることであなたのZoomのセミナーに対する満足度が向上しますよ。

ハウリングに悩んでいる方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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